こんにちは。サラリマヌス(@SALARIMANUS)です。
最初の辞令は筆舌しがたい影響を新入社員の人生に与えます。
配属はゼロサムゲームですから、希望しない部署や勤務地を言い渡された人もいるでしょう。
僕もそんな一人でした。
というわけで、残念ながら配属ガチャに負けてしまった人に向けて、僕なりの助言です。
※ちなみに僕は首都圏希望でしたが、地方都市に配属になりました。
地方都市に他意はないのですが、生まれ育った首都圏に勝るものはないのです。
配属ガチャに負けた元大企業の社員から助言
この記事で伝えたいのは「いつでも挽回できますから、どうか安心してください」ということです。
まだ慌てるような時間じゃない
スラムダンクの名言をしれっと使うんじゃないわよ
辛くなったら、転職すればOK
会社員(≒労働者)には、退職する権利があります。
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
引用:e-Gov法令検索 民法
辛くなったら、転職すれば良いんです。
最近は第2新卒が普及していますから、新卒時と全く同じとまではいきませんが、ポテンシャル重視で面接にのぞめます。
しかも転職の場合は、配属されるポジションを自分で選べる点が最大のポイントです。
社会人として基礎的なこと(報連相)を学んだエピソードでも話せれば、それで十分な場合が多いですから、無理のない範囲で頑張りましょう。
いつでも転職できますので、先ずは落ち着きましょう。
転職は恥ずべきことじゃない
とはいえ「転職」と言うと後ろ向きなイメージを持つかもしれません。
どこか「諦める」といったニュアンスが出てきますし、実際に部活や受験勉強では諦めないことが大事でした。
ただし、会社員生活では転職(≒諦める)ことは立派なビジネススキルです。
「諦めなかったから成功した」ということも有りうるし、「別の道に進んだから成功した」ということも同じように有りえますよね?
会社員生活に答えはありませんから、自身の中で合理的な理由を持てるのであれば、むしろ転職を活用して主体的にキャリアを決めていくことは大事なことです。
戦国武士のキャリア観に立ち戻れ
例えば、「七度主君を変えねば武士とは言えぬ」という言葉があります。
戦国大名・藤堂高虎の言葉とも戦国武士の「活躍できる場所で実力を発揮したい」という性格を表した言葉とも言われています。
武士と言うと「忠臣は二君に仕えず」みたいなイメージを持ちますが、戦国時代の武士にとって、主体的に主君を探すいわば転職活動は当然のことだったというのは面白い話ですよね。
こういった戦国武士の考え方は僕は現代を生きる会社員にも通じるキャリア観ではないかと考えています。
ちなみに主君を変えないのが美徳になったのは徳川幕府の政策の結果なんです。
武士にガンガン転職されたら藩は困りますから、ある意味で「忠誠心」というのは統治者側が作った概念と言えます。
ただし配属先と向き合うのも妙手
上述のとおり「辛くなったら転職すればOK」というのは大前提として、せっかくの機会ですから配属されたポジションと向き合うのも良いかもしれません。
会社側も意図があって配属したわけですし、何かしら自分にとって挑戦しても良いと思える課題があるはずです。
例えば、僕の場合は下記3点を考えました。
- 社会人としての基本的なスキルを身に着ける
- 業務を通じて向き不向きを見極める
- 縁がない土地での生活を楽しんでみる
ちなみに、僕の知人には「入社した初日から転職するためのスキル獲得を意識して仕事してた」という猛者もいます(笑)
まとめ
色々と書きましたがもう一度言います。
いつでも挽回できますから、どうか安心してください!
ところでタイトルの通り、僕は”元”大企業の社員で転職した身です。
配属ガチャに負けた状況から、どうやって人生を立て直したか?、これについては何回かに分けて記事を書いていく予定ですので参考にして頂ければ幸いです。
最後まで読んで頂いた方、ありがとうございます。
ゆっくり急げ(アウグストゥス:初代ローマ皇帝)
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