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中世武士に学べ?一所懸命な働き方でQOLが高まる。

会社生活
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こんにちは。サラリマヌス(@SALARIMANUS)です。

改めて言う事でもないのですが、僕はサラリーマン業をやっています。

ただ親族という枠組みでは、サラリーマン業は少数派(というかほぼいない)という環境で育ったので、サラリーマン社会というのを何とも不可思議に思いながら、今日に至っています。

その1つが「QOLの低さ」なんですが、今日は「一所懸命」というキーワードから考えていきたいと思います。

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一所懸命とは?

そもそも一所懸命とはどういう意味でしょうか?

「歴史の授業で聞いたことがあるな」くらいの四字熟語ですので、辞書で意味を確認してみます。

「一所懸命」は、中世、武士が領主から賜った土地を生活のために命がけで守ろうとすることをいった言葉である。 引用元:weblio辞書

つまり、中世の武士は自らの土地を守るために働いていたわけです。

また戦いで武功を立てれば、給料ではなく土地を仕事の報酬として受け取っていたのです。

今風に言えば、中世の武士は地主兼個人事業主であり、土地からの収入で生活していたわけです。

その点、「主君に対しての臣下」という関係性があるとはいえ、現在のサラリーマンと比べれば、かなり独立色が強く、仕事への意欲も高かったものと推測できます。

ただし、独立色の強い中世の武士を統率するのは困難を極めたに違いありません。

織田信長の労務改革

実は、織田信長は労務管理の世界でも改革者でした。

なんと織田信長が率いる織田家では”米による給料制”が導入されたのです。

織田家においては、勢力下の米を一か所で管理し、行政も専門の代官が行ったのです。

つまり、武士(秀吉や明智光秀も)は一種のサラリーマンになってしまったのです。

その結果、織田信長は他国よりもトップダウンで動ける強い組織を手に入れることが出来ました。

ただ武士からするとQOLが相当下がったようで、当時でも不平不満が出ていました。

サラリーマンと3つの資本

作家の橘玲さんは著書「幸福の資本論」で、現代人が持つ資本を「人的資本」「金融資本」「社会資本」という3つに分類しています。

サラリーマン業をこの分類に当てはめれば「人的資本」を扱う商売ですが、定年退職という期限がありますし、終身雇用も崩れ始めています。

一方で、サラリーマン業はゴルフや接待などの付き合いで「金融資本」は構築しにくいですし、異動や転勤があるので「社会資本」も構築しにくいです。

例えば、大企業を勤め上げた役職者でも、定年退職して会社を去ってしまえば、社会の繋がりのない孤独な生活に陥ってしまうなんて事はよく聞く話です。

一所懸命な働き方でQOLが高まる

現代で生活していると「仕事=給料を貰うこと」というイメージを持ちがちですが、本来は「仕事=自分の資本を蓄積していくこと」という意味だったはずです。

その点、中世の武士の「一所懸命な働き方」は労働者有利な条件だと言えます。

なぜなら、中世武士は「一所懸命な働き方」をすることで、「人的資本(自分のスキル)」に加えて、「金融資本(不動産や株式)」や「社会資本(家族や友人)」を確実に積み上げ、資本を蓄積することが出来たからです。

現代においては、会社からの給料は生活を支える大事な収入源ではありますが、過去に立ち戻り「金融資本(不動産や株式)」や「社会資本(家族や友人)」が蓄積されるような働き方に目を向けるとQOLが高まるのではないでしょうか。

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まとめ

大企業の経営者や役職者でもない限りは、独立した資本を自身で持つことが、QOLを高める鍵になるのではないでしょうか。

終身雇用が危ぶまれる昨今、会社ではなく家族や友人、あるいは地域を優先する生き方の方が、人生を豊かにするのではと思いました。

ちなみに、織田信長ですが「天下統一したら土地を配るから我慢してくれ」的なことを言っていたそうです(笑)

 

最後まで読んで頂いた方、ありがとうございます。
ゆっくり急げ(アウグストゥス:初代ローマ皇帝)

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