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【苦節8年】高校生だった僕が文庫版「ローマ人の物語」全43巻を読破するために心がけた3つのこと。

ライフハック
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『ローマ人の物語』は塩野七生さんの歴史小説なのですが、なんと文庫版で43巻もある長編で僕は高校1年生の時に読み始めて、8年かけて大学4年生の時に読み終えました。僕が古代ローマに興味を持つきっかけになったシリーズですし、もちろん面白く読んだわけなんですけど、一気に読めたわけではありません。何度か読むのを挫折しました。僕の世代だと『ローマ人の物語』が流行りましたので、同級生で読んでいる人も多かったのですが、6巻のハンニバル戦記くらいで挫折する人が多かったです。というわけで、この記事では『ローマ人の物語』全43巻を読破した僕が読破するために意識していた3つのコツをご紹介します。

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古代ローマの遺跡に行く。

いざ旅行に行くとなると、”古代ローマ”へのモチベーションが否応もなく高まります。特に移動中の飛行機で読む『ローマ人の物語』は格別です。また現地で実際に建築物や美術を観ることで、古代ローマ世界のイメージを持てるようになりますので、内政シーンでの挫折する確率が低くなります。これは僕の勝手な推測なんですけれど、やはり戦闘シーンは手に汗を握る展開で読み進められるのだけど、建築物だったり美術などの解説も含めた内政シーンは挫折してしまう人は多いのではないかと思います。僕は幸い高校生から読み始めましたので、長期休暇を利用しては古代ローマに関わる国にコツコツと旅行をしていました。古代ローマと言うと首都ローマが存在したイタリアのイメージが強いのですが、古代ローマの版図は地中海全体に広がっていますので、各国に古代ローマの遺跡が点在しています。例えばトルコはお得な国で、古代ギリシアのトロイ遺跡に行けたり、イスタンブールでは、古代ローマ時代の城壁を見れたりと一国で色んな文化を楽しめます。

古代ローマをテーマにしたエンタメに寄り道する。

とはいえ、「古代ローマの遺跡に旅行に行く時間なんてない」という読者の方も多いかと思います。実は僕も社会人になってからと言うものヨーロッパ方面の旅行など行けていません。(転職した際の休みを利用して、バース遺跡とハドリアヌスの城壁を目当てに英国に行ったくらいです。日本も3週間くらいの長期休暇が取れるようになって欲しいです。)そこでオススメなのが、古代ローマを題材としたエンタメ作品を見ることです。もちろん作者が違いますので、塩野七生さんの古代ローマへの解釈と違ったりもしますので、比較するのも面白いです。日本の漫画や映画だと『テルマエ・ロマエ』のヒットは記憶に新しいですし、ドラマだとアメリカ合衆国のHBOとイギリスのBBCが共同制作した『ROME[ローマ]』の完成度は舌を巻くほどです。ちなみに僕も大ファンなんですが『ウォーキング・デッド』の総督役、デヴィッド・モリッシーが主演の古代ローマを舞台にしたドラマが英Skyとアマゾン・プライム・ビデオ初のコラボ作品として制作されています。今から楽しみです。

一気に読まなくて良い。

「それでも43巻は長いし、飽きてしまう。」そういう読者の気持ちもわかります。僕も何回も挫折しましたし、読破するのに8年もかかりました。ただ読みながら気づいたことがあります。それは、面白くないと思ったシーンが、時間が経つとめちゃくちゃ面白いと感じるようになるということです。高校生の時は、やはり古代ローマの興隆期が面白いわけです。地中海を支配下に置いた古代ローマが直面した”共和制VS帝政”だとか”現状をどう維持するか?”とか”衰退をどう遅らせるか?”と言ったテーマは退屈に感じてしまいました。それが大学生になるとサークルやゼミなどで自分で組織の運営に関わる経験をしてくると、そういうシーンが面白くなります。ちなみに、社会人になると衰退期のローマ帝国で悲劇に見舞われることになる英雄たちや名もなきローマ市民につい感情移入をしてしまいます。つい、です。

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まとめ。

僕の場合は8年の時間がかかりましたが、1つの国が興隆し衰退する過程について、同じ作者が書ききった小説を読破できたのは本当にいい経験だったと思います。『ローマ人の物語』自体も15年かけて完結した作品ですし、寄り道をしながらゆっくりと楽しんではいかがでしょうか。

 

最後まで読んで頂いた方、ありがとうございます。
ゆっくり急げ(アウグストゥス:初代ローマ皇帝)

【関連記事】
・実際に僕が旅行で訪れたことのある古代ローマ史跡についての記事です。

 

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