古代ローマ料理を知っていますか?

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僕が“古代ローマ料理”の存在を知ったのは「ローマ人の物語(塩野七生著)」を読んでいた時だと思います。確かその本は「ローマ人の物語」の総集編でありながら、古代ローマにまつわるスポットを塩野七生が紹介してくれる構成になっていました。当時の僕は大学生で、イタリア旅行の計画を立てるために読んでいたんですけど、なんとローマ市郊外に”古代ローマ料理”を食べれるレストランがあると書いてありました。今まで”イタリア料理”だとか”スペイン料理”だとかは食べたことがあったけれども、”古代ローマ料理”なんて考えたこともなかったし、是非とも食べてみたいと思ったので、そのレストランに食べに行くことにしました。(ちなみにアイキャッチ画像は、僕がポンペイ遺跡で撮った台所の写真です。多分。)

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トマトがない。

残念ながら当時の写真は残ってないのですが、僕たちはレストランの看板メニューだという古代ローマ風のラザニアを注文しました。それで驚いたんですけど、トマトが入ってないんです。トマトと言えばイタリア料理の代名詞だと思ってたのですが、よくよく考えれば古代ローマ時代にはトマトが伝わってないんですよね。というのも、トマトはアメリカ原産ですから、16世紀の新大陸発見を待たないとヨーロッパには入ってこないわけです。ちなみにペペロンチーノとかで使う唐辛子だったり、ニョッキで使うジャガイモもアメリカ原産ですから、古代ローマでは食べられてなかったんだと僕たちは感慨深く思ったわけです。

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本当に古代ローマにラザニアはあったのか?

それで、ラザニアに使うソースは古代と現代ではかなり違うことは理解できたんですけど、ラザニア自体が存在していたのか気になったわけです。というのも、僕たちにとってパスタと言えばスパゲティなわけで、ラザニアは何となく高級で現代的なイメージを持つ存在だったわけです。それで調べてみたんですけど、古代ローマ時代に食べられていたパスタは本当にラザニアだったみたいです。むしろラザニアしかなかったみたいです。ちょっと面白かったのは、4世紀のゲルマン民族の侵入(他にも色々と要因はありますが)によってローマ帝国は衰退したわけですが、なんとパスタ文化も一緒に衰退したようです。再び復活したのは12世紀の”ルネサンス”を待たないといけなかったみたいですね。

ガルム(魚醤)という調味料。

それで味付けなんですけど、注文した”古代ローマ風のラザニア”には、“ガルム”という魚醤が使われていました。記憶が曖昧なんですがアンチョビのような味(文字通り魚を原料にした醤油のような味)で、これがひき肉などと焼かれたラザニアとの相性がなかなかに抜群で美味しかったです。古代ローマの美食家アピキウスという人が記したレシピ本(僕が読んだのは古書屋で見つけた日本人が翻訳した本ですけど)にもガルムを使った料理が度々でてきたので、当時を代表する調味料だったのかもしれません。

まとめ。

というわけで、学生時代から気になっていた”古代ローマ料理”というテーマなんですけど、最近古代ローマ風ピザを提供してくれるお店だとかガルムが通販で手に入ることを知ったりと、”古代ローマ料理”がマイブームになりつつありますので、またブログで記事にできたら良いなと考えています。

 

最後まで読んで頂いた方、ありがとうございます。
ゆっくり急げ(アウグストゥス:初代ローマ皇帝)

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