こんにちは。サラリマヌス(@SALARIMANUS)です。
正直なところ、僕は「縁もゆかりもない土地で生活する」ことが、ここまで苦しいことだと思いもしませんでした。
知らず知らずのうちに、血縁や地縁、あるいは学校などの社会的な縁に助けられていたんだと、今では思います。
今回は「会社員が縁もゆかりもない土地を楽しむための方法」と題して、地方勤務時代に学んだ内容を記事に書いていきます。
縁もゆかりもない土地を楽しむための心構え
恥も外聞も捨てよ
気を抜くと自宅と職場の往復で日々が過ぎていく。
せっかくの金曜日や休日も一緒に過ごすと恋人や友人もいない。
「やっぱり故郷がいい」「こんな土地はだめだ」と言うのは簡単なのですが、そういう考え方は何か後ろ向きだなと心の中で悶々とします。
やっぱり恋人や友人を作って現地を楽しみたいなと思うわけです。
そんな時に邪魔になってくるのが、よく言う”自然な出会い”という感覚でした。
「自然な出会いって何だよ」って話なんですけれど、学校の同級生だったり、会社の同期だったりというのは”話すキッカケ”がありますよね。
この感覚が意外と厄介で、”自然な出会い”から逸脱する行動は、恥ずかしい行動だと無意識に思っておりました。
ただ、こういう感覚だと本当に孤独からは抜け出せないなということに気付いたのです。
機会は自ら作るしかない
心構えさえ持てば、後は解決策を実践するのみです。
例えば、カウンターの飲食店に行ってみるのも勇気がいる行動でしたが、慣れてしまえば生活の景色が変わります。
お店の人と仲良くなるだけでも十分です。
最初は恥ずかしいなとか感じるかもしれませんが、職場とは違う人間関係を持つことで、現地の見え方が大きく変わるのです。
機会によって自らを変える
最初のキッカケさえ出来てしまえば、後は今までと同じように人間関係を広げていくだけです。
いつしか現地の集まりにも誘って頂いたり、その土地を楽しむことが出来ます。
改めて思うのですが、インターネットとかガイドブックとかで知りうることって本当に少ないんですよね。
楽しいこと、面白いこと、そして美味しいものって世の中には多くあるなと思います。
まとめ
過去は美化されていくものですが、今から思えば本当に楽しい思い出なんですよね。
まあ、当事者じゃない人に「住めば都でしょ」とか気軽に言われると、モヤモヤしますが…(笑)
「住めば都」にするためには、それなりにステップがあるんだということは伝えたいです。
ちなみに「自ら機会を作り、機会によって自らを変えよ」というのは、リクルート創業者の江副浩正氏の言葉ですが、何か新しいことに臨むときに勇気をくれる言葉だと思っています。
最後まで読んで頂いた方、ありがとうございます。
ゆっくり急げ(アウグストゥス:初代ローマ皇帝)
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