こんにちは。サラリマヌス(@SALARIMANUS)です。
さて当ブログですが、昨年末の反省記事で向き合ったとおり、「開設1年以上にもかかわらずGoogleアドセンスに不合格」という不名誉な状況が続いておりました。その不合格の回数45回。正直、残念な数字です(笑)
しかし、明けない夜はありませんでした。ついに、当ブログはGoogleアドセンスに合格するに至ったのです。いやあ、2018年12月に記念すべき1回目の不合格通知を受けてから、苦節1年と2か月でしょうか。努力が報われました。
というわけで、当記事では「Googleアドセンスに合格した際の当サイトの状況」を簡単にまとめ、この1年と2か月の時間を振り返っていきたいと思います。僕同様にGoogleアドセンスに不合格となった方の参考になれば幸いです。ちなみに当ブログの不合格理由は一貫して「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」でした。
※Google アドセンスとは、Googleの提供しているコンテンツ連動型広告配信サービスです。要は、ブログに掲載した広告を訪問者がクリックしてくれたら売上になるというものです。
Googleアドセンス合格時の当サイトの状況と運営方針
Googleアドセンス合格時の当サイトの状況は下記の通りです。ブログが本職の方からは「これはGoogleアドセンス合格に不利になる」といったNGな内容もあるかと思いますが、あくまでも僕自身は「自分の中でブログを書くのが楽しめる」「ユーザーに(少なくとも自分に)とって役に立つ・面白い記事の作成」という点を軸にしてブログ運営をしていました。つまりは、Googleアドセンス合格にこだわらない姿勢でした。合格を諦めていたわけではない(強がりです)のですが、良くも悪くも会社員をしている以上は自分が楽しくないとモチベーションを維持するのが困難だったからです。
記事数と文字数について
- 記事数:37記事
- 総文字数:45,027文字
1記事あたり平均1,216文字です。自分の好みなのですが、さくっとスマホで読む際に読みやすいのが1000文字~1500文字ぐらいだったので、原則は1000文字~1500文字ぐらいの分量になるように記事は作成していました。
記事内容について
- 資産運用:12記事
- キャリア:8記事
- 節約:4記事
- 映画・書籍など:1記事
- 趣味・その他:14記事
ここは1番悩んだところです。というのも、Googleの検索評価ガイドラインである「YMYL」に該当しているのでは?と自問し続けることになったからです。つまり、「大企業を3年で辞めるようなヤツでもセミリタイヤを目指せるはずだ」というのが当ブログのコンセプトであり、その手段として株式による投資を用いている以上は、記事内容の少なくない内容が「資産運用」関係の記事になるため、「YMYL」に関わるページになるのではと常に頭を悩ませることになったわけです。
ただ一時期は「資産運用」関係の記事を非公開にしたりもしましたが、結局は上記の通り「資産運用」関係の記事を含めての審査で合格に至りました。やはりメインコンテンツである「資産運用」関係の記事を書けないとブログへのモチベーションが維持できなかったためです。ただ審査直近という意味では「キャリア」関係の記事の更新もしていました。
※YMYLとは、「Your Money or Your Life」の略です。Googleは、人々の将来的な幸福、健康、経済的な安全性にインパクトを与えうるページやトピックを「あなたのお金ややあなたの人生(Your Money or Your Life)」と定義しています。そして、Googleは、YMYLに関わるページについては、特に高いクオリティであるかを重視して評価するとアナウンスしています。
Some types of pages or topics could potentially impact a person’s future happiness, health, financial stability, or safety.
We call such pages “Your Money or Your Life” pages, or YMYL.
We have very high Page Quality rating standards for YMYL pages because low quality YMYL pages could potentially
negatively impact a person’s happiness, health, financial stability, or safety.
当サイトへのアクセス状況(PVなど)について
Googleアドセンス合格直前の当サイトへのアクセス状況は下記の通りです。
1日の平均PVは約25PVといったところでした。いや、これでも徐々に成長しているんです(笑)あと特筆すべきは、PVのほとんどが非資産運用系の記事(というか下記のPanasonicのドラム洗濯機を買ったときの記事です。)であるという点です。これはこれで悲しいですが…
Googleアドセンス以外の広告掲載有無について
- アフィリエイト:Amazonアソシエイト、A8.net
- 表示報酬型広告、クリック報酬型広告:忍者AdMax
広告について、上記を利用していました。47回もGoogleアドセンスに不合格していると、もはや「絶対に合格する」という結果重視というよりは「何か自分なりにサイトを改善できたら審査申請してみる」という形式重視になっておりました(笑)とはいえ、何かインセンティブは欲しいというのが僕の弱いところで、ブログ執筆のモチベーション維持のために広告は設定していました。特に忍者AdMaxはクリック報酬型広告ということでGoogleアドセンスに近く、広告の設置方法など勉強になりました。月に2~3円ではありますが、報酬発生もあり諦めずにブログを更新できたのは忍者AdMaxのお陰だと思います。ありがとうございます。
その他
- 記事タイトル:センスないんですけれど、記事内容の要約になる&ユニークになるように心がけました。
- 目次:基本的に目次はつけてました。
- 記事内容:自分のエピソードを絡めるなどユニークな内容になるように心がけました。
- 使用する画像:フリー画像を使用するように心がけていました。(プラグイン「Pixabay」を使用してました。)
- 引用ルール:何かを引用する際は、引用機能を使用するように心がけてました。
- コピペチェックツール:使用していません。(一時期、CopyContenDetectorを使用してましたが、途中で止めました。)
- 更新頻度:特に意識しておらず、月に1~2記事でした。
Googleアドセンスを不合格になる度に色々と改善をしてはいたのですが、正直ネットなどで言われていることを全て厳守するのは面倒になり、結局は「自分の中でブログを書くのが楽しめる」「ユーザーに(少なくとも自分に)とっては読み返して役に立つ・面白い記事の作成」という点を軸に割り切ってブログ運営をしてました。
Googleアドセンス合格に役立った書籍
「何をすれば合格になるか正解が分からない」というのが、Googleアドセンス審査の難しいところだと思います。特に何回も不合格になると自信を失ってきますし、モチベーションも失われてきます。就活で中々内定が出ない状況に似ているかもしれません。もちろん、先輩ブロガーの方が合格するためのコツを公開されていたりもするのですが、無料記事である以上は信じ切るには心もとないわけです。(ここがブログというメディアの弱いところかもしれません。)
そこで下記の書籍なんですが、「サイトを作成してGoogleアドセンスでマネタイズするまで」が書かれています。ただ注目すべきは執筆陣なわけです。全員その道のプロなのですが特に執筆者の1人である石田健介さんはかつてGoogleに在籍しており、実際にGoogleアドセンスチームにいた経歴をお持ちですから、耳を傾けるべき相手としては最上だと判断しました。(誤解を招かないように申し上げると、同著はGoogleアドセンス合格指南に特化した内容ではありません。)
何より同著では「サイトとはユーザーに有益であるべき」という考えで一貫して執筆されており、当初に自分がブログ運営に持っていた熱量を思い出させてくれました。個人的には、今後も読み込んでいきたい書籍です。
ちなみに、当ブログは本書籍を読んだ後に「ユーザーが見やすいようにと」サイト構成(グローバルメニューなど)を見直しました。デザイン的なところなので、「何をどうした」というわけではありませんが、合格理由の一つでは?と思っています。
Googleアドセンス合格までを振り返って
前回の振り返り記事でも似たようなテーマで書きましたが、「ブログ運営をやってみて、そして続けて良かった」と感じています。というのも、「努力をすると結果が付いてくるのがブログ運営」だからです。それは努力をすればGoogleアドセンスに必ず合格するとか儲かるという意味ではありません。努力をすれば「努力の結果と100パーセント向き合える」という意味です。これ、個人的には結構懐かしい感覚で面白く感じたところです。例えば、「記事の内容を構想してみる。」「伝わるように工夫してみる。」「かっこいいデザインにしてみる。」などブログ運営は、自分の努力した量に比例して、うまく出来るようになりますしPVなどに反映されるのを確認できます。そこは、会社の仕事と違って職場の人間関係とか過去の経緯とか外的な要素は存在しませんし、100パーセント自分でコントロールできるんです。言うなれば、筋トレに近いのかもしれません(笑)
そして今後の話になりますが、そんな100パーセント自分と向き合って「ユーザにとって有益になるように」と思って作成した記事を源泉としたGoogleアドセンスからの報酬は格別になるに違いないと思う訳です。つまりは、これからも良いサイトになるように精進していきたいと思います。しかし、合格まで長かった(笑)
最後まで読んで頂いた方、ありがとうございます。
ゆっくり急げ(アウグストゥス:初代ローマ皇帝)
コメント